
滋賀県野洲市では、現職・山仲善彰市長を筆頭に、JR野洲駅南口に建設予定の野洲市民病院整備計画を何が何でも強行する姿勢を貫こうとしています。
実施設計の完了を6月末までに延期/野洲市民病院整備/野洲市 https://t.co/ywyg5W8D6L pic.twitter.com/cD5FNXpep4
— 建設ニュース (@constnews_info) March 25, 2019
昨年、2019年の入札不調と事業規模縮小を余儀なくされた事態に続き、市民団体から市長本人に対して損害賠償の訴訟も起こっています。
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滋賀県野洲市が民間の野洲病院と結んだ事業譲渡契約は経済的合理性がなく、市に損害を与えたなどとして、市民団体「野洲市民病院整備を考える会」は14日、山仲善彰市長に対し、損害賠償を求める住民訴訟を大津地裁に起こした。
出典:2019年11月14日京都新聞
市議会では、整備計画予算案否決がなされ、整備計画の一歩的かつ強引な姿勢には、多くの市民から反論の声があがっています。
さらには、整備計画に関与・たずさわって来た「市立野洲病院長」が退職するという事態が発生し、事業計画関係者と山仲市長との意思疎通が暴露されたとしか考えられない状況も発生しています。
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野洲市がJR野洲駅南口に建設を予定する市民病院の整備計画が揺らいでいる。昨年11月に建設工事の入札が不調となり、市は規模を縮小する方針を示した。1月末には突然、新病院設計にも関わってきた岡田裕作・市立野洲病院長が退職する事態となった。取材を通して、市側と病院側で認識が共有できているのか疑問に感じる場面が見受けられた。
出典:2020年2月12日京都新聞
そんな中、任期満了によって2020年10月18日には、野洲市長選挙が投開票の日を迎えようとしています。
立候補者は、4選目を期す現職・山仲善彰氏(69歳)と、元市議の新人・栢木(かやき)進氏(64歳)の2氏です。
野洲市民病院計画断固推進の「現職・山仲善彰氏」対、計画反対の「新人・栢木進氏」との一騎打ちとなっています。
野洲市・市長選挙の結果が、長年の課題たる「駅前病院整備計画」に大きな影響を与えることは必至の情勢となっています。
JR野洲駅南口の野洲市民病院整備計画への世間の反応
合理性を欠いたツイートにイライラしていた。憲法のもと、人権、平等、自由を蔑ろにしたツイートも目立つ。本当に僕はツイッターに向いていない。市立病院問題のツイートはこれで最後。野洲市民はこの問題に関心がないことは知っているし、基本僕は政治にも病院にも関心がない。ただ合理性のなさが
市民病院など公的あるいは地域の中核病院がドライブスルー式でまとめて検査をするべきであるとのお考えを持っておられ、野洲病院でも今後患者数増加に合わせて検査体制をより拡充していくとおっしゃっておられ、困った事があったら連絡して来いとまで言ってくださいました。
から多様な診療科が存在していることは市民に信頼し利用されていることを示している。野洲市のホームページから駅前の市民病院の検討は専門家を交えてかなり綿密に繰り返し検討されていることを知った。そのことを知った上でいくつか整理した疑問を言ってみたい。多分過去に問われていることだと思う。
市民病院など公的あるいは地域の中核病院がドライブスルー式でまとめて検査をするべきであるとのお考えを持っておられ、野洲病院でも今後患者数増加に合わせて検査体制をより拡充していくとおっしゃっておられ、困った事があったら連絡して来いとまで言ってくださいました。
重ねて言う。守山市民病院は財政破綻したんだ。野洲市近辺には病院が多すぎるのだ。野洲病院も赤字だったんだ。だから市民病院にしたんだ。病院経営は市民の負担が大きすぎる。
不都合があるならわかるが、ないようだ。野洲市近隣の市には総合病院がいくつかある。済生会病院が2つ。滋賀県立総合病院、近江八幡市民病院他ある。高齢者社会だから需要があるかもしれないが何十年後には少子化で現役世代が減少する。建て替え費用は子供や孫たちが背負うことになる。
野洲市市長選。争点となっている市民病院の建て替え。そもそもが問題がすり替わってる。たまたま駅前の土地が更地になった。利用方法を考えた。市民病院を建て替えの案が出ただけなんだ。今の野洲市民病院たってから40年くらいじゃないかな。鉄筋コンクリート造。マンションでも100年は建て替えない。
栢木候補には本当に頑張っていただきたい。
病院計画がこれほど長期化したのは山仲市長が駅前建設に拘りすぎてるからだ。
はっきり言って市政は停滞している。市民の多くが反対する駅前建設に拘ってるからいつまでも前に進まない。現野洲病院内での建て替えも含め駅前以外の地に譲歩すべきだ。
【介護】 野洲市立病院開院1年余 全職員との話合い 自治体病院の可能性を開く: ただし、その裏にはそれを支える看護、介護の仕組みが必要です。 市民が病院に来なくても済むようになるための病院 市民の生活を視野にベッドは全 … dlvr.it/RjLtjW #介護
今朝は雨が降る中、野洲市大畑の信号交差点で辻立ちしました。市が公表している洪水ハザードマップによると、野洲駅南口は1~2m浸水の可能性があり、渋滞も浸水もある駅前に病院を新築するくらいなら、より安全な現在の場所に建て替える方が市民の為であるのは、普通に考えれば分かる事だと思います
まとめ
JR野洲駅南口の野洲市民病院整備計画については、野洲市役所の住民投票に対する「計画反対」・「やり方への不審」の投稿が相次いでいます。
以下はその一例ですが、事の経緯を調査すればするほどに、やはり、市長の手法には疑問が拭いきれません・・。
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やす広報(5月発行)の内容・表現の中に腹に据えかねるところがありますので筆を取りました。「条例に反する議決をしたので議会の存在を自ら否定したことになる」
市長が先走って進めているのはなぜだ。
南口付近の住民等はこの案に反対表明をしている。
議員も考え考えしてこの議決。
素人集団の市民に投票させるのはプロとしてはじではないか。
責任放棄ではないか。
住民投票は市民に直接賛否を問う事。
深い色々な事を解らぬまま賛否を表明せよという事。
素人に投票させてもいい結果は生まれない。
出典:住民投票への意見の一例から
前回、四年前(2016年)の市長選挙では、山仲氏が「10,449票」を獲得して当選し、今回出馬している栢木氏の得票数は「8,935票」でした。
その後、野洲市民病院整備計画の齟齬(そご)が次々に明るみになって迎える2020年の市長選挙です。
こればかりは、野洲市民が決めることですが、選挙の結果が注目されます。