事件

戸塚区名瀬町でアミメニシキヘビ逃走!飼い主男性に罪は無いの?罰則はどうなる?

【2021年5月6日横浜市戸塚区名瀬町】アミメニシキヘビ逃走中!出典:TBS NEWS

 

未だ捕獲されていない戸塚区名瀬町の民家から逃走した「体重13キロ・長さ3.5メートル」のアミメニシキヘビ・・。

2021年5月6日夜に、横浜市戸塚区名瀬町の集合住宅(民家)の一室から脱走したアミメニシキヘビの事件です。

報道によると、飼い主男性は、飼育許可を受けていたといいますが、そのヘビを逃がしたことで、今、世間には、危険かつ大きな迷惑がかかっています。

SNSでは、「怖い!」「恐ろしい!」の声も多数あがっています。

このような状況にあって、飼育していた飼い主の男性には、罪は無いのでしょうか?

罰則規定の適用は無いのでしょうか?

調査してみました。

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アミメニシキヘビを逃がしてしまった飼い主男性に罪は無いのか?


特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可について

人に危害を加えるおそれのある危険な動物とその交雑種(特定動物)は令和2年6月1日から愛玩目的等で飼養することが禁止されました。動物園や試験研究施設などの特定目的で特定動物を飼う場合には、動物の種類や飼養施設ごとに都道府県知事又は政令指定都市の長の許可が必要です。また、飼養施設の構造や飼養・保管の方法についての基準を守らなくてはなりません。手続等については、管轄の都道府県又は政令指定都市の動物愛護管理行政担当部局にお問い合わせください。(地方自治体連絡先一覧)

特定動物の種類
トラ、クマ、ワニ、マムシなど、哺乳類、鳥類、爬虫類の約650種が対象となります。なお、外来生物法*で飼養が規制される動物は除外されます。
出典:特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可について

飼育男性が許可を得ていた、ということは、横浜市が「飼養施設の構造や飼養・保管の方法についての基準」を満たしたとして、許可を出したということことになりますが、飼育男性の居住する集合住宅の一室でもOK!だったということなのでしょうか?

何か基準の甘さを感じてなりませんが・・。

特定動物リストの詳細リストは以下のリンク先情報のとおりです。

特定動物リスト

以下は、アミメニシキヘビの飼育に関して、飼育男性が守っているはずの法律となります。


*特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律

守るべき基準
守るべき基準の概要は以下の通りです。

1.飼養施設の構造や規模に関する事項

一定の基準を満たした「おり型施設」などで飼養保管する
逸走を防止できる構造及び強度を確保する
2.飼養施設の管理方法に関する事項

定期的な施設の点検を実施する
第三者の接触を防止する措置をとる
特定動物を飼養している旨の標識を掲示する
3.動物の管理方法に関する事項

施設外飼養の禁止
マイクロチップ等による個体識別措置をとる(鳥類は脚環による識別も可能)
罰則など
許可の取消
施設の構造や管理の方法が不適切など、守るべき基準が守られていない場合は、許可は取り消されます。
出典:*特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律

アミメニシキヘビを逃がしてしまった、ということは、管理責任が問われることだと思います。

なので、罪が無い、ということはあり得ないと思われます。

以降、罰則を見てみます。

アミメニシキヘビを逃がしてしまった飼い主男性への罰則はどうなる?

以下が、「特定生物(今回:アミメニシキヘビ)」飼育に関する罰則です。


罰則
以下の行為を行った場合には、個人の場合は6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金、法人の場合は5,000万円以下の罰金に処せられます。

無許可で特定動物を飼養または保管する
不正の手段で許可を受ける
許可なく以下を変更する
特定動物の種類及び数、飼養施設の所在地、飼養施設の構造及び規模、
飼養又は保管の方法、飼養又は保管が困難になった場合の対処方法
出典:罰則

上記によると、「特定生物(今回:アミメニシキヘビ)」を逃がしてしまった、ということは、【飼養又は保管の方法、飼養又は保管が困難になった場合の対処方法】を許可なく変更したということになるのではないでしょうか?

となれば、ですが・・・「6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金」となりそうです。

※ 事件の詳細経緯が不明な段階なので、あくまでも憶測に過ぎません。

アミメニシキヘビを逃がしてしまった飼い主男性への世間の反応

まとめ

アミメニシキヘビを逃がしてしまった飼い主男性の罪と罰について調査してみました。

実害が発生すれば、特定生物管理の問題を他所に、損害賠償の問題も発生するでしょう。

また、事の大きさから、周囲の住民の方々には、当該飼育男性の住居などもあきらかになっていくのではないでしょうか・・。

すると、とても、現住居には住み続けられない・・という社会的制裁も受けることになるのではないでしょうか・・。

いずれにしろ、男性の危機管理の甘さ以前に、「許可」ではなく、「個人の飼育禁止」への道筋が正しいと思えてなりません。