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【ピーチ機内 マスク着用拒否の男性乗客】に損害賠償の請求は出来る?⇒1000万円検討中!

世の中の出来事に思う

9月7日、釧路空港発関西空港行きのピーチ・アビエーションの機内で、マスクの着用を拒否した男性客が客室乗務員を威圧するトラブルが発生しました。

ピーチ航空 釧路発関空行き 新潟空港に緊急着陸 降りないことはしません!

「非科学的だ」「書類を用意しろ」などと客室乗務員(CA)を威嚇し、どうしてもマスク着用に応じません。

やがて同機は、新潟空港に臨時着陸(緊急着陸)。

男性客は、警察官等に付き添われて同機を降りていきました。

結局、ピーチ機の目的地・関西空港への到着は130分遅れとなりました。

ところで、路線の駅での人身事故などでは、遅延に関して損害賠償が請求されるケースもあるといいます。

そこで、今回のピーチ機の遅延ですが、同様に損害賠償の請求となる可能性はあるのでしょうか?

調査してみました。

当記事アップ後の報道で、損害賠償請求検討中との情報がありました。


山口宏弁護士がこう説明する。

「東京~大阪間を飛行する場合、大体400万~500万円の経費がかかります。釧路からなら、少なくともその倍です。日本の損害賠償はあくまで実損害をカバーするという考えです。今回の場合、新潟空港へ着陸時と離陸時の燃料代が余計にかかり、上昇時にはより多くの燃料が必要になります。空港着陸料、施設使用料、機体整備費、新潟空港のスタッフの人件費などを考えれば、ざっと1000万円近くいくのではないか。刑事では航空法違反にあたる可能性があり、威力業務妨害罪も成立します」
出典:日刊ゲンダイDIGITAL

なんと高い代償でしょうか・・。

ピーチ機の目的地到着遅延に損害賠償は請求できるか?

この見出しタイトルは、航空会社(ピーチ・アビエーションの)側が、遅延の原因となった男性乗客に対して、遅延に計上可能な損害を請求できるかどうかという意味になります。

調査したところ、【逆に】乗客側が航空会社の責任による遅延に対して、損害賠償を請求するというケースは多くあり、また、この仕組みを使った犯罪も起こっています。


【東方新報】自分が乗る旅客機の出発が遅れた場合、それに伴う損失を補?(ほてん)する「遅延保険」を悪用し、4年間で約300万元(約4540万円)を荒稼ぎした女が中国・南京市(Nanjing)の警察に逮捕された。その手口が話題になるとともに、旅行保険業界では「同じ手口の詐欺犯は他にもいる」とささやかれている。
出典:Yahoo!ニュース|東方新報

しかし、航空会社が、乗客の行為に起因する遅延(今回の場合は「マスク着用拒否」)に対して、損害賠償の請求をするというケースがどうしても見当たりませんでした。

しかしながら、航空会社ではなく、問題の男性客と同乗していた乗客の中に、今回の遅延によって損害をこうむったとする人がいれば、十分に、その人から「男性客」に対して損害賠償請求は可能であるようです。


他人からの犯罪行為や不法行為では、命や身体の危険の他にも精神的な苦痛や、日常生活への支障など多大な損害を受けます。このような場合、日本の法律では金銭の賠償によって、いくばくかの被害の回復をはかることになっています。それが、損害賠償請求です。具体的には、刑事事件の被害に遭ったときはもちろん、離婚や婚約破棄などの民事トラブル、交通事故など、幅広く対象となります。
出典:町田の弁護士相談|ベリーベスト法律事務所 町田オフィス

ピーチ機内のトラブル時、周囲の乗客からは、「マスクをしない人の側は嫌だ」との声もあがり、これに対して「問題の男性客」は「侮辱だ」と反論していたとのこと。

良識ある社会人として、あまりにお粗末な展開ではなかったか・・。

ピーチ機内でのマスク着用拒否に対する世間の反応