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大間のマグロ【1匹の儲け(取り分)はいくら?】秘密?の漁師の年収と生活状況

世の中の出来事に思う

「マグロに賭けた男たち2020」などの番組で、大間のマグロ漁師の方々の厳しい状況が放送されました。

大間のマグロといえば、絶品の本マグロ(クロマグロ)で、初競りで億単位の値がついては、話題となっています。

そんな中、大間のマグロ漁師の方々の、実際の収入(儲け・取り分)はどうなっているのでしょうか?

そもそも、大間のマグロは1匹釣るといくらになるのでしょう?

また、年収はどうなっていて、大間のマグロ漁師の方々の生活状況はどうなのでしょう?

非常に不思議なのですが、「大間のマグロの競りの値段」に関する情報が全く見当たりません。

2019年の青森県大間産黒マグロ(278キロ)の3億3360万円での落札や、2020年の大間産黒マグロ(276キロ)の1億9320万円での落札、といった、初競りのご祝儀相場ばかりが全面に出ていて、大間のマグロ漁師の実際の収入にかかわる「通常の相場」についての情報が見当たらないのです。


毎年1月5日に行われる初競りで、クロマグロを最高額で競り落とす常連の同社。豊洲市場の開場後初となった2019年、青森県大間産(278キロ)を3億3360万円で落札。築地市場時代の13年に自らが記録した史上最高値を2倍以上更新した。20年も大間産(276キロ)を1億9320万円で入手し、注目を集めた。
出典:JIJI.COM

そこで、この記事では、大間のマグロ漁師の収入や生活状況に関する深堀調査をしてみました。

計算の大元となる、大間のマグロの1匹の儲け(取り分)はいくらか?

また、大間のマグロ漁師の年収と生活状況についての調査となります。

大間のマグロの1匹あたりの儲け(取り分)はいくら?

言うまでも無く大間のマグロもまた、市場で競りにかけられて値段が決まります。

この決まった値段が、市場側の取り分と大間のマグロ漁師さんの取り分に分けられます。

マグロ漁師さんの取り分には税金がかかります、税金と漁の為の各種諸経費を合計すると、それはほぼ、取り分の半分を占めます。

結局、マグロ漁師さんの最終的な儲け(取り分)は、「競り値-(マイナス)全てのコスト」ということになります。

では実際の数字はどうなのでしょう?

大間のマグロの競り値(値段)はいくら?

大間のマグロもまた、その相場は、競りに参入した業者さんのいかんによるところ大です。

はっきりいって、乱高下していますが、平均はいくら?なのでしょうか。

なぜか、大間のマグロの競り値(値段)がいくらなのかについての情報が全く見当たりません。不思議なくらいに・・。何か裏があるのでは?と疑ってしまいますが・・。

そこで、豊洲市場の生鮮クロマグロ(黒鮪)の市況を参考にすることにします。

乱高下も甚だしい市場ですが、キロあたりの高値の平均値「26,640円」と安値の平均値「8,208円」の間と取って、競り値の相場の平均とします。

競り値の相場平均:17,424円

競り値に関する風評の中に「5,000円から15,000円」というのがありますが、当たらずとも遠からずな判定かもしれません。この場合、真ん中の値段は「7,500円」です。

これを加味して、大間のマグロの競り値平均を以下とします。

大間のマグロの競り値の相場平均:12,426円

1キロあたりの競り値は「12,000」ということにします。

大間のマグロ1匹あたりの重さは、100キロ未満から200キロ超えまでありますが、ここでは、1匹100キロとします(多少無理があるようですが)。

すると、1匹あたりの競り値:1,200,000円
ということになります。

市場側の手数料はいくら取られる?


落札した仲卸業者は、競りを開いた築地市場側に代金を支払います。築地市場側は手数料を引き、信用漁業協同組合連合会(信漁連)が管理する漁師名義の口座に現金を振り込みます。漁協側の取り分や箱代、運送費など出荷コストを差し引いた分が、漁師の取り分となります。大間漁協の関係者によると、ざっと8割台後半が漁師の取り分になるそうです。

かなりの大金になりますが、初競りで最高値を記録した経験がある漁師の一人は「税金でだいぶ持っていかれる」と言います。経営規模などにもよりますが、税金を払い、最終的に手元に残るのは落札額の6、7割くらいになるようです。
朝日新聞

上記の引用記事によると、市場側の手数料は、競り値の2割ほどとなっています。

大間のマグロ1匹あたりの漁師さんの儲け(取り分)は?

  • 1匹あたりの競り値:1,200,000円
  • 市場側の手数料:競り値の2割

上記からその場での漁市さんの取り分は「960,000円」。

これに、漁船の維持運用経費と所得税4割(約50%)を差し引きます。

すると、「480,000円」という計算になります。

大間のマグロ1匹あたりの漁師さんの儲け(取り分)は、1匹は100キロであった場合には、【480,000円】です。

大間のマグロ漁師の年収について

大間のマグロ漁師さんの年収や生活状況について考察してみます。

前項で、マグロ1匹あたりの漁師さんの儲け(取り分)について、「480,000円」という数字を出しましたが、漁をする時期には限りがあります。また、漁の時期でも、天候が荒れて出漁出来ない日があります。

さらに、出漁しても、全くマグロが捕れない日も数多いと言われます。


旬な時期と好条件な環境
大間崎の前沖5キロメートル付近という近海で獲れる大間まぐろ。マグロ漁は例年8月頃から釣れ始め、1月くらいまで。水温が低くなる秋から冬にかけてが、マグロ漁の旬と言われています。この時期に獲れるマグロは大型のものが多く、上質な脂がのっています。大間町が面する津軽海峡は、日本海と太平洋を結ぶ海峡。黒潮、対馬海流、千島海流の3つの海流が流れ込むため、たくさんのプランクトンが生息しています。この良質なプランクトンがいる漁場では、マグロの他にも、身の厚いイカやイワシが水揚げされています。
出典:大間観光情報サイト

さらに近年、小型のマグロの大量漁獲が問題になっており、引用記事の8月から翌年1月というのは、本件の漁獲時期にはあたらず、「水温が低くなる秋から冬にかけて」の4ヶ月ほど・・というのが実情といって良いでしょう。

この4ヶ月間にいったい何日、出漁が可能で、その内何匹のマグロが獲れるのでしょうか?

これが、大間のマグロ漁師さんの個人的な能力が加味されると全く不明・・。

というのが実情です。

ちなみに、【収入】漁業という職業に憧れる人は多い。厳しい仕事はわかるけど、実際に給料はどれくらい?マグロかかにか?では、漁業規模別の事業所得について、資料を開示しています。

これによると、一番所得が大きいのが30-50Tのサイズの船で「728.1万円」の所得、とあります。

年収換算で、手元に残るのは「400万円」以下位です。

大間のマグロ100キロ級8匹・・といったところでしょうか。

大間のマグロ漁師さんの中には、漁の時期に全く捕れなかったという人も居り、辞めていく人もいるといいます。なので、この辺が、大間のマグロ漁師さんの平均?かもしれません・・。

大間のマグロ漁師さんの年収(儲け・手取り):500万円以下。

とりあえず、このように結論付けしたいと思います。

大間のマグロ漁師の生活状況について

「マグロに賭けた男たち2020」などの番組で、有名になった大間のマグロ漁師の方々ですが、実質、その生活には、非常に厳しいものがあるようです。

当たるか当たらないか、益々わからなくなっている「マグロ漁」。

以下の引用では、未だ「マグロ漁」を続けることが可能な「大間の漁師さん」が特別な環境にあることを示しています。


大間漁師です。(マグロ漁師ではありませんが)

通常、1年中マグロを狙っているワケでもないですし、マグロは4ヶ月、5ヶ月しか時期がありません(4ヶ月、5ヶ月しかマグロが大間にいません)

なので、全て全てマグロに懸かってるワケでもないですから、ウニやタコ、イカ、ブリ・・・ と他の狙いになります。

私は地元民なのでわかりますが、一本釣りをやる方は全て全てお金を持っています。(大間民全てとは言えないですが)

もし、苦なら決まった給料を貰える、仕事をしますよね。

視聴者には貧乏に見えるかもしれませんが、裏では違います。

3年間マグロを獲れなかったとテレビでも言ってましたよね?

3年間収入なしですよ?どうやって食えますか?

もし、その時、苦をしていたとしたら、コリを見てもう一生マグロ釣りなんてやってないですよ。

お金があるからこそ出来ることだと思います。

昔、イカ漁など他種類でかなり稼いだんでしょうね。今では原油高騰影響で赤字ですが、昔はイカ漁で年収2000万ありましたからね、私は。イカはマグロよりは確実です。一日獲れる時で45万とかね。

何度も言うようですが、金に余裕があるからこそ出来る職業です。貧乏がわざわざ、獲れるか獲れないか(金が入るか入らないか)わかってもいない職業をやるワケがありません。
出典:Yahoo!知恵袋

今はお金が、まだある・・とは言え、今後の見通しはありません。

「マグロに賭けた男たち2020」の登場する漁師さん達は、能力的に言っても、自身の、そして家族の為の生活に挑む、スペシャリストと言って良いと思います。