時事と政治

新型コロナ感染が再拡大の様相に警告|ドイツ・再生産数が1.1に上昇(byロイター通信)

世界でも最も新型コロナウイルス感染を早くから抑制してきたと評判のドイツ(メルケル首相)ですが、その後、外出制限措置が緩和されたドイツで、感染が再拡大する様相を見せているという情報がロイター通信によってもたらされました。

どういうことでしょうか。

現時点(2020-05-11現在)では、ドイツで新型コロナ感染が再拡大した!というのではなく、あくまでも、感染が再拡大する様相を見せているということです。

それはどういうことか。

ドイツでの新型コロナウイルス感染再拡大の様相の根拠・理由とは何か?

新型コロナウイルスの感染が再拡大する様相とは、『再生産数』によって示されました。

メルケル首相は5月6日に、都市封鎖(ロックダウン)を段階的に緩和していくと発表。

そして、その後・・。

ロベルト・コッホ研究所(ドイツ政府の公衆衛生研究機関)において、5月10日に、1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「再生産数」が【1.1】に上昇したと発表しました。

「再生産数」が1を上回るということは、感染が拡大していることを示しており、新型コロナウイルス感染再拡大の様相を示す根拠としています。

新型コロナウイルス感染再拡大の様相への警告と備えは?

新型コロナウイルス感染再拡大の様相に警告を発するのは、疫学の教授でもある社会民主党のカール・ローターバッハ議員です。緩和処置後の週末、人出が極めて多かったことを指摘し政府の緩和判断は速すぎたとして、新型ウイルスの感染が再拡大する可能性を警告しています。

メルケル首相にうよる6日の都市封鎖(ロックダウン)の段階的に緩和処置については、感染が拡大した場合には再び制限を可能にする「緊急ブレーキ」措置も導入しているとのこと。

この点は、やはり「ぬかりはない」と思いますが、今後、ドイツの新型コロナ再拡大は、現実にどのような様相を見せていくことになるのでしょうか・・。

ドイツの5月10日現在の、国内の新たな新型ウイルス感染者は667人増加して、累計感染者数は16万9218人に。死者数は26人増加し、計7395人となっています(ロベルト・コッホ研究所の発表)。

参照:ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュース