テラスハウスに出演していたプロレスラーの木村花さんがSNSの誹謗中傷を苦に、自らの命を絶ったことが話題になり、海外にまで、若い命を惜しむ声が広がっています。
SNS(ツイッター・twitter)の匿名をいいことに、木村花さんに誹謗中傷を繰り返したメンバーは複数存在しますが、最も酷かったのが、ツイッターアカウント名【けんけん】なる人物。
お前は早くいなくなればみんな幸せ
まじで早く消えてくれ
死ね
気持ち悪い
消えろ
殺害予告・・等々
【けんけん】のみならず、脅迫罪(きょうはくざい)、侮辱罪(ぶじょくざい)、名誉毀損(めいよきそん)の罪状が成立するそうです。
木村花さんの訃報が広がるに及び、多くの誹謗中傷したメンバーたちが、卑劣にもアカウントを削除して、証拠隠滅を画策。
▼けんけんのツイート▼
花さんご冥府をお祈りします。
けんけん早く捕まれや。#木村花 pic.twitter.com/YCLocU7fQB
— kake.d (@kake_d2332) May 23, 2020
けんけん他の罪状は脅迫罪(きょうはくざい)、侮辱罪(ぶじょくざい)、名誉毀損(めいよきそん)
アカウント名「けんけん」他の誹謗中傷メンバーの罪状を立証して逮捕に至るには、現実問題として、多くの調査費と莫大な時間がかかると言われ、逮捕は困難か?という声がありますが、逮捕されずに逃げ切ることが出来るというのは大間違い。
そもそも、ツイッターのアカウントを削除しても、情報開示請求で、誹謗中傷する人間の身元は明らかになります。
立件可能な罪状は、脅迫罪(きょうはくざい)、侮辱罪(ぶじょくざい)、名誉毀損(めいよきそん)、自殺教唆。
木村花さん所属のプロレス団体からの興行収入に対する「損害賠償請求」。ご家族からも同様の可能性があります。
木村花さんに対して誹謗中傷をし続けた「けんけん」という名前の奴は、間違いなく開示請求で特定されるし、多額の損害賠償で人生終了だろうね。
こいつは言葉を凶器に使って人を殺したんだ。当然だよ。— ドッキー@ぼっち竜党 (@dockydragons) May 23, 2020
けんけん、他見てるかー
お前らの中卒レベルの知能だと消して逃げ切れると思ってるかもしれないが無駄だからなー木村花さんへの誹謗中傷 アカウント削除も証拠隠滅は不可能…名誉棄損罪や脅迫罪に 小川泰平氏が指摘(まいどなニュース) https://t.co/VMkwQBlRsf
— カイヅ (@MPcaRVPgj4dRlA2) May 24, 2020
SNSの誹謗中傷には被害届けでピリオドを
木村花さんへの誹謗中傷を繰り返したのは、「けんけん」のみならず、多くのアカウントメンバーがいて、彼ら・彼女らは、まさか、自分達の「うさばらし」の書込みが、木村花さんの訃報に至るとは思ってもいなかったでしょう・・
今けんけんという人物を吊ろうとしてる奴らも加害者と全く同じ構造の中に居る事に気が付いてないのがマジでキモいんだよな。けんけんとか言うのがカスなのは認めるけど木村花に湧いてたのはアイツ1人じゃないしこれは誰か1人に罰を押し付けて吊るすゲームじゃねんだわ。それで死者は帰ってこねぇのよ。
— えすこ (@_Under_the_desk) May 24, 2020
そもそも、SNS上での誹謗中傷は昔から切っても切れない存在。
しかながら、「将来ある若い命を断つ」可能性は、なんとしても排除すべきです。
今回、木村花さんの訃報は、国際的にも危惧の対象となりました。
泣き寝入りはしない!SNSの誹謗中傷には被害届けを!
そういった動きを社会的にも定着させていって、あまりに酷い誹謗中傷に終了のピリオドを打ちたいと思います。
有識者、有名人のけんけん問題へのコメント
「#誹謗中傷でまた……心ない言葉により、悲しい出来事が起きてしまいました」と切り出すと「堂々と名前を出して意見を言っている人に対して、匿名で品性のない言葉を言いたい放題…こんな卑怯な事は許せない!」と断じた。
三原じゅん子氏「こんな卑怯な事は許せない!」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
パワハラやいじめは、弱い立場の人間に対して、あきらかに安全で優位にある人間が行う、卑怯で卑劣な行為です。
それが、匿名のSNS上では、優位な立場に簡単に立てる立場を提供しています。
現実のパワハラやいじめは、けして無くならない故に、戦っていくことが必要です。
そういう社会を作っていきたいものです。
「あらためて」として、2015年3月4日の投稿を引用。内容は「匿名で悪口 書いてる人。。。匿名は良い行ないをするときに使うのですよ。。。」というものだった。
松本人志 5年前のツイート引用「匿名は良い行ないをするときに使うのですよ」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
人間としての徳を説いています。
SNSのアカウントを削除した誹謗中傷のメンバーは今、何を思っているのでしょうか。
誹謗中傷に対する社会的反論・反旗があがる中、優位にあったメンバーは、途端に、弱い立場になってしまいました。
誹謗中傷したメンバーには、今の立場を忘れず、人の立場に立って、人間として誇れる余生を生きて頂きたいと思います。