時事と政治

インスリン注射の消毒綿が新型ウイルスで不足・購入困難に

新型コロナウイルスの感染が、インスリン注射用の消毒綿不足を招いています。

重度の糖尿病患者の方々の多くは、血糖値を抑える為に、時に日に数度の及ぶインスリン投与が必要で、実際には、患者さん自らが注射を行える『インスリン注射器』を用意し、また携行して、必要に応じて自らに注射をしています。

インスリン注射の際に、注射部位を消毒するのに必要なのが、消毒用アルコール綿(注射用消毒綿)ですが、今、それが不足して購入困難となっています。

糖尿病患者さんにとってインスリン注射を確実にきるかどうかは、まさに死活問題であり、本当に命にかかわる重大事です。

インスリン注射について

インスリン注射用消毒用アルコール綿不足は新型ウイルス感染防止が原因

消毒用アルコール綿が購入困難となっている原因は、新型コロナウイルス(武漢ウイルス)の感染防止。
インスリン注射とは縁の無い一般の人々が、新型コロナウイルスの感染防止の為に除菌用アルコール綿(環境クロス)を必要以上に購入したため、それが不足し、代替に注射用の『消毒用アルコール綿』にまで手を出したのが原因です。

新型ウイルス感染防止がインスリン注射の消毒用アルコール綿不足で弱者を浮上

消毒用のアルコールが薬局やネット上の販売でも品薄状態になり、「スピリタス」という、アルコール度96度の世界最高度数のオサケに手を出す人が増加し、そのスピリタスも品切れ・・・そんな情報が出回ったは、先月2月中旬。
消毒用アルコール不足で「スピリタス」品薄 ただし、代用は「推奨できない」 : J-CASTニュース

また、マスク不足が深刻度を増す中、その影響が、肝心の医療機関にまで及んでいる現状には脅威を覚えます。

新型コロナウイルスの感染防止という命題が、不安・風評を煽り(あおり)国民生活を苦境に追いやっている現実がそこにはあります。

このような時、最も被害を受けるのが、様々な意味での『弱者』です。

そしてこの程、インスリン注射が必要な糖尿病患者さんが、その弱者として浮上しています。

国を挙げて実施されている新型ウイルス感染防止対策ですが、防止対策の実施によって、また、国民の感染防止動向によって、どこにどのような弱者が生まれる可能性があるのか?その点についてのこまやかな配慮こそ、今、求められるべき問題であると思います。