時事と政治

≪2020≫トランプが落選する理由と根拠 再選の可能性は無い?(リクトマンとシルバー)

世の中の出来事に思う

2020年、コロナ渦の中、アメリカの大統領選挙が近づいています。

当選するのは現職・共和党のトランプ氏か、民主党のバイデン氏か?

アメリカの大統領選挙を前に、googleが対策に乗り出しています。日本では考えられない事情があるようです。


グーグル 米大統領選 投票終了後の選挙関連広告 一時停止へ
2020年9月27日 8時21分

アメリカのIT大手グーグルは、11月に行われるアメリカ大統領選挙の投票終了後、選挙結果などに関する広告の掲載を一時停止する方針を決めました。郵便投票が増えることで結果の判明に時間がかかる可能性があるため、不確定な情報で混乱が広がるのを防ぐねらいがあるとみられます。
出典:NHK newsweb/a>

バイデン氏優勢の調査結果が報道される中、隠れトランプ支持者の存在も囁かれ、日本国内でも注目度が高まっているようです。

2020年に実施されるアメリカ合衆国大統領選挙の投票日は・・

11月3日の火曜日です。

これは、「一般投票」の投票日で、後に選挙人投票が行われるなどして当選結果の判明には時間がかかりますが、本稿の主旨は、トランプ氏が再選を果たすのかどうかなので、詳細には触れません。

トランプ氏が落選する理由と根拠が本稿の主旨です。また、再選の可能性についても触れています。

トランプが落選する理由と根拠|リクトマンとシルバーの結論

トランプが落選する理由と根拠について、リクトマンとシルバーの結論から示しています。

リクトマンとは、アメリカン大学で政治史を教えるアラン・リクトマン教授です。教授は、大勢がクリントン当選とする最中、トランプ当選を予測していました。


2016年の大統領選挙では、選挙予測の専門家たちのほとんどがヒラリー・クリントンの勝利を予測していた。その中には、2008年の大統領選挙でアメリカ50州のうち49州の結果を正しく予測して有名になった統計学者のネイト・シルバーも含まれる。

そんな状況下で、トランプ勝利を予測した一人が、アメリカン大学で政治史を教えるアラン・リクトマン教授だった。シルバーなど選挙予測の専門家は世論調査などのデータを使うが、リクトマンは世論調査をまったく使わない独自のメソッドを編み出し、その方法で1984年から2016年まですべての大統領選を正確に予測したのである。
出典:ニューズウィーク日本版

シルバーとは、統計学者のネイト・シルバーのことです。上記引用文にもあるように、2008年の大統領選挙でアメリカ50州のうち49州の結果を正しく予測して有名になっていましたが、トランプ当選は予測違いでした。

その、ネイト・シルバー氏も、2020年の大統領選挙では、トランプ落選・再選無しとしています。


データを重視するネイト・シルバーは、今でもリクトマン教授の予測方法には懐疑的な様子で、2人はときおりソーシャルメディアで論争している。とはいえ、どちらも現時点では2020年の大統領選挙の結果を同様に予測している。
出典:ニューズウィーク日本版

次項で、アラン・リクトマン教授のトランプが落選する理由と根拠について、具体的に述べています。

トランプが落選する理由と根拠|アラン・リクトマン教授の説

リクトマン教授は、現職大統領が再選されるための「13の鍵(状況)」を示し、この13の鍵のうち、【6以上が「ノー」の場合】に、政権が覆るしています。

13の鍵とは以下のとおりです。


1.現職大統領の党が、中間選挙の結果、下院で以前より多くの席を獲得している。

2.予備選で、現職大統領(あるいは現職大統領の党の指名候補)に有力な対立候補がいなかった。

3.現職大統領の党の指名候補は、現職大統領である。

4.第三政党あるいは無所属の有力な候補がいない。

5.短期的な経済状況:選挙期間中に景気後退がない。

6.長期的な経済状況:現職大統領の任期中に、国民1人頭の所得が、前大統領の2期の平均と同じか、それを越えている。

7.現職政権が、全米に影響を与える大きな政策の変更を実施した。

8.現職大統領の任期中に継続的な社会不安がない。

9.現職政権が、大きなスキャンダルで汚名を受けていない。

10.現職政権が、外交と軍事で大きな失敗を犯していない。

11.現職政権が、外交と軍事で大きな達成を果たした。

12.現職大統領あるいはその党の指名候補にカリスマ性がある。あるいは、国民的英雄である。

13.対立する党の候補にカリスマ性がない。あるいは、国民的英雄ではない。
出典:ニューズウィーク日本版

そして、リクトマン教授は、2020年9月28日現在、以下7つの鍵に「ノー」を記し、トランプの敗北としています。

1【ノー】:2018年の中間選挙で民主党は下院の過半数を取り戻した。
5【ノー】:パンデミックで短期的に景気は後退している。
6【ノー】:パンデミックの影響でGDPの成長がネガティブになった。
8【ノー】:大統領が市民のを鎮圧に武装した連邦政府の職員を送り込み、社会不安はエスカレートしている。
9【ノー】:トランプ大統領の弾劾
11【ノー】:北朝鮮、イランとの外交の失敗。ロシアが勢力を伸ばすことに対抗していない、など。
12【ノー】:トランプは熟練したショーマンだが、アピールする集団が以前より小さくなっている。ロナルド・レーガンほど幅広い層に愛されていない。

以上が、トランプ氏が落選する理由と根拠となります。

トランプが落選する理由と根拠|再選の可能性はあるか?

東洋経済に掲載された、トランプ再選「可能性は決して0ではない」理由(「2回連続の逆転勝利」に期待する支持者たち)では、「逆転勝利を期待できる5つの根拠」を示しています。

トランプ氏による手段を選ばぬ政敵への「イメージダウン戦略」に触れることができます。

ここで示されているトランプ氏の戦略で、「13の鍵」の評価に変化があれば、「再選」はあり、ということになるかもしれません。

アメリカ大統領選挙に対する世間の反応

まとめ

国際社会への大国家ぶりを発揮する「中国」ですが、その裏で、一部国家人民や「自由主義」を唱える人物への人権蹂躙の酷さに触れるにつけ、の中国に敵対姿勢を見せるトランプ氏には、何か頼もしさのようなものを感じてしまう筆者であります。

こういうのをイメージ戦略と言うのでしょうか。

皆さんはトランプ氏をどう評価しますか?