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琵琶湖大津市沖合でボート転覆事故のなぜ?原因の比良おろしとは・・

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2020年6月7日の琵琶湖沖のボート転覆事故の映像
琵琶湖で家族連れ乗ったボート転覆、子どもら13人を救助 – 毎日新聞より

2020年6月7日午後、琵琶湖の大津市沖合いで、子供3人を含む13人が乗ったボートが転覆する事故がありました。

女性一人が低体温症で入院しましたが、命に別条はなく、13名全員が救助されて無事であったことは何よりです。

この日、強風注意報は出ておらず、比良おろし(ひらおろし)が原因ではないかと言われています。

琵琶湖沖合いでは、過去にも転覆事故が起きており、行方不明者も出ています。

この記事では、今回の、琵琶湖沖のボート転覆がなぜ起きたのか。また、原因と言われている、比良おろしについて述べています。

琵琶湖沖 ボート転覆事故の原因は何か?

事故のあった、6月7日、強風注意報は出ておらず、ボートのオーナーが運転する会社関係の知人などを乗せたボートは、意気揚々と船出したもようですが、図らずも転覆事故は起きてしまいました。

複数の乗船者が滋賀県警に「波が高く、ボートが浸水したので湖に飛び込んだ」と説明していることが分かった。
琵琶湖で家族連れ乗ったボート転覆、子どもら13人を救助 – 毎日新聞より

報道によると、転覆したボートの定員は10名であったにもかかわらず、子供を含めた13名は乗船しており、明らかに定員オーバー。

ボートの定員(10人)を超えていたことも確認され、県警は船舶安全法違反の疑いがあるとみて、操縦していた会社員の男性(41)らから事情を聴いている。
琵琶湖で家族連れ乗ったボート転覆、子どもら13人を救助 – 毎日新聞より

そこに、この地特有の琵琶湖に俄かに吹き降ろす「比良おろし」が吹き、証言にもあるとおり、「波が高く、ボートが浸水した」もようです。

比良おろし(ひらおろし)とは?

比良おろし(ひらおろし)は、滋賀県の比良山地東麓に吹く局地風で、本格的な春の訪れを告げる風とされています。

丹波高地から琵琶湖に向かって、比良山地南東側の急斜面を駆け降りるように吹く北西の風です。

気象学的には、等圧線が北東から南西に走る気圧配置のときに発生することが多いとされます。

琵琶湖では、遊泳者による水難事故も含め、船舶の転覆事故が度々起こっており、これらの原因に、「比良おろし」が関係しているといわれています。

大きな事故としては、1941年4月6日の琵琶湖遭難事故(死者11名)や、2003年9月15日のヨットファルコン沈没事件(死者・行方不明7名)などが記録されています。

琵琶湖大津市沖合のボート転覆事故の原因まとめ

今回、事故のあった水域は、過去にも幾たびも船舶事故のあったところです。

転覆したボートの全員が無事に救出されて良かったですが、記事に【船やうきわにつかまり救助待った13人】とあるように、救出までにもっと時間がかかっていたら、最悪の事態になっていてもおかしくありません。

水上のレジャーについては、乗船定員やライフジャケット(救命胴衣)の着用をしっかり守り、万全には万全の心構えで臨みたいと思います。