
2020年11月24日、英スコットランド議会が、生理用品を国民に無料提供する法案を可決しました。
これは世界初の快挙。
【全会一致】スコットランド、全土で生理用品を無料提供する法案を可決https://t.co/WQxrWk89Dl
こうした法案が制定されるのは世界で初めて。生理の貧困撲滅に向けた世界的運動の画期的な勝利と受け止められている。 pic.twitter.com/DxGBHnUooD
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 25, 2020
これに対し、日本国内では「日本でも実施して」という意見の他、様々な反応がSNS上で見られました。
法案可決の経緯と共に述べています。
生理用品無料提供法案可決の経緯
生理用品は、女性にとっての必需品であり消耗品です。
その値段設定はピンきりではありますが、お金のかかるものであることは確か。
世界的規模で見た場合、「女性にとっての必需品」を購入できない【貧困層】にある女性が確実に存在します。
それは、後進国のみならず、貧富の差が激化している先進国にも存在することも明確になっています。
貧しさで、生理用品を購入できない女性の中には、「靴下」や「新聞紙」を代用している人もいる現状があります。
問題なのは、代用せざる得ない現実と共に、女性としての自覚や人権の喪失感に苛まれ、人間としての自信喪失にまで至ってしまうということ。
これらへの対策として、永い年月にわたる議論の末、英スコットランド議会で、国民全てへの生理用品無料提供法案を可決したのです。
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この法律は、「生理の貧困(Period Poverty)」を終わらせることを目的としている。「生理の貧困」とは、経済的な理由で生理用品を買うお金がなかったり、生理用品を利用できない環境にあったりすることを指す。発展途上国では深刻な状況で、格差が広がる先進国でも問題となっている。
出典:スコットランド、生理用品を無料で提供へ。「生理の貧困」をなくすための画期的な法律
日本での生理用品無料提供に対する代表的な反応
英スコットランド議会の生理用品無料提供法案可決の報道を受けて、日本国内では、SNS上に様々な反応が見られますが、日本の精神的な風土や経済事情、また、国民感情を反映しているものと思われるツイートには、以下のようなものがありました。
それほどお金に困っていなさそうな人は次のようにつぶやいています。
変な安い普通のナプキンが配られるの嫌なんだけどそんなに生理用品にお金かけたくないのかな?謎い
— なるみ (@BangBangMabo) November 26, 2020
あらためて、女性の置かれた理不尽な立場に怒りを覚えた人は次のようにつぶやいています。
なんで生理用品にこんなお金かかるわけ??自ら進んで生理になってるわけじゃないのにいたいしだるいしお金もかかるしまじでなんなの?デメリットしかないじゃんふざけんなよクソが
— ?? (@Grim_7295) November 26, 2020
「女子にのみ許された生命の神秘を汚物呼ばわりするんじゃないよ」とは、人権を考えれば、ごもっともな意見だと思います。
女子トイレの「汚物入れ」という表記の仕方が好きじゃない どうせなら「ハッピーサニタリー入れ」とか「ブラッディBOX?血塗られた夢の残骸?」とかいっそ清々しく「生理用品はここに入れてネ!」でも全然良い 女子にのみ許された生命の神秘を汚物呼ばわりするんじゃないよ!コノヤロウ!
— 女子高生のささやき (@honjosi) November 26, 2020
生理用品無料提供法案可決へのその他の反応
生理用品が無料云々のニュース、反対意見の人には「女性の生理の辛さがわかってない!最低!差別主義者!」ってボロクソ言っとけばいける、みたいな風潮で、全てのニュースのリプ欄が地獄だな…
どんな文脈でも生理と専業主婦に対してマイナスの発言をしたら殺されるのが2020年のツイッタートレンド。
スコットランドで世界初 生理用品の無料化法案可決(2020年11月26日) – YouTube youtube.com/watch?v=2POvry…
スコットランドの生理用品を全土で無料提供する法案を全会一致で可決した件、本当日本とは大違いよね。
“災害時に生理用品を配るのは贅沢” と贅沢の意味が理解できない方が多く、挙げ句歴史を遡り “昔の女性はこのようにして生理をー” と熱弁 (男女から確認された)。義務教育受けたのかしら?
スコットランド凄い。生理用品に生涯幾ら使ってるんだろうとふと思った。
スコットランド、全土で生理用品を無料提供 世界初の法案可決(CNN.co.jp)
#Yahooニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201125-…
twitter.com/marukoCOROP2/s…
「公衆衛生のために必要」なら「品質の保証された生理用品」が必要になるんじゃないのか……?無料の安かろう悪かろうな生理用品でこの手の輩は満足なのか?俺には到底満足するようには思えんな……
生理用品、あらゆる人に無料提供へ 英スコットランドで世界初
> イギリスの慈善団体「プラン・インターナショナルUK」の調査によると、同国の少女の約10%が生理用品を購入できず、15%が購入に苦労し、19%がコストを理由に自分にあまり合わない製品に変更しているという。 bbc.com/japanese/55068…
日本も少しだけでいいから、見習って欲しい。
英スコットランド 生理用品の無料提供義務づける法案可決 (NHK NEWS) news.line.me/issue/oa-nhkne…
生理用品無料に!って話で、髭剃りのカミソリも無料にしてくれ!ってトンチンカンな意見あったけど、いや女だってカミソリ使うから…むしろ男より腕とか足とか広範囲剃ってますから!!!そして面倒になって永久脱毛するのに50万以上かけてますから!!!比較対象がおかしいことに気付いて…
生理用品
スコットランド無料提供確かに考えれば
仕方なく出費してる物でもある買えない人も現実いてる人もおると思うけど
男性女性の出費の差がここで違う
男性側も女性には無い
生理現象な出費もあるのかもしらんけど…
(すぐ思い浮かばんけど)こういう国の考え方
税金の使い方
私は賛成かな
スコットランドが生理用品を無料化する法案を可決。
これまでも至る所に置いてあってタダで手に入ったらしいが、法で正式に制定されたことに大きな意義があると思う。
こういう風に、女性を大切にする国は素晴らしい??
スコットランド、全土で生理用品を無料提供 世界初の法案可決 スコットランドで世界初 生理用品の無料化法案可決(2020年11月26日) ANNnewsCHスコットランドで生理用品が無料に 世界初の法律が可決されたワケ|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役…