10万円のオンライン申請とマイナンバーカード｜パスワード失念と期限切れで３密が多発！

特別定額給付金１人一律１０万円の支給については、その申請方法に、「オンライン申請」と「郵送申請」がありますが、より早い受給（支払ってもらう）には、マイナンバーカードを使った『オンライン申請（電子申請）の方が早い』ということから、マイナンバーカードに関するの需要が急増しています。

この場合のマイナンバーカードとは、当初送付されて来た「紙のカード」では無く、改めて申請して発行を受ける正規のカードのことで、ICチップが搭載され、これに「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」の、公的個人認証サービスによる２つの電子証明書が標準で搭載された『カード』のことをいいます。

マイナンバーカードのパスワード（暗証番号）とオンライン申請

降って湧いた「特別定額給付金１人一律１０万円」の申請・受給に関して、非常に重宝する「マイナンバーカード」ですが、ここで、オンライン申請に関して重大な問題が発生し、これが、地方自治体の役所を【３密状態】にしています。

その問題とは、パスワード（暗証番号）の失念（忘れ）とカードの期限切れという２つの問題です。期限切れのカードが使えないことは、他のクレジットカード同様あたりまえですが、パスワードの失念は決定的で、せっかく電子証明書搭載のマイナンバーカードを持っていても、ログイン出来ないのでは、お話になりません。

マイナンバーカードを使うには、以下４種のパスワード（暗証番号）が必要です。

1. 公的個人認証情報の署名用暗証番号：６桁以上
2. 公的個人認証情報の利用者証明用：４桁
3. 個人番号カード（住民基本台帳用）：４桁
4. 券面事項入力補助情報：４桁

これらは、マイナンバーカードを役所で受け取る際に、『個人番号カード受付番号札（自治体により様々・・）』に自ら記入して、大切に保管しておくものとなっています。

普段、多様することの少ないであろう「マイナンバーカード」のため、このメモを失くす、忘れるということになり、その再発行・問合せで、市役所等が３密状態になっています。

ちなみに筆者の場合、昨年（2019年12月）に申請して、本年2月に電子証明書搭載のマイナンバーカードを受け取っており、これを使って、マイナポータルから申請し、数日後、担当市役所がデータを受領した旨のメールを受信しています。

マイナンバーカードでのオンライン申請は支給（受給・支払）も確かに早い

特別定額給付金１人一律１０万円のオンライン申請は『マイナポータル』にて行いますが、先の2020年5月1日の早い時点で、「全国都道府県・市区町村別」のオンライン申請・郵送申請別の申請日と支払日の一覧が公開されました。

しかし、数時間後、この公開は取りやめとなり、簡単な『オンライン申請対応自治体』の一覧表の公表になってしまっており、詳しくは「お住まいの市役所」へ問合せ下さい、とのこと・・。

電話での問合せは「混雑続き」であり、ホームページでの、オンライン申請日・支給日の表記もまちまちの状態です。

こういった状況を踏まえると、当初一時的に公表のあった情報の確実性も疑われますが、当初の一時的情報の１つを以下に掲載しています。

少なくとも、マイナンバーカードのよるオンライン申請の方が、申請も受給も「郵送申請」より遥かに早いことはわかると思います。

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