ながえ孝子ブログ Blog

2009年06月11日 (木) 23:59

いい塩梅

何を隠そう私は梅干が大好きです。
その梅が、それもりっぱな梅が干されているのを見つけて、しばしお母さんとお喋り。
「土用に干すって言いますよねぇ」
「うん、土用の日に干すと、色もきれいに柔らかくなるんじゃけど、
梅雨時のシソじゃないときれいな赤色が出んけん、今年はちょっと早いけど干しよんよ」
「へぇ~ シソは梅雨時ですか?」
「梅雨を過ぎたら、葉の裏も色が変わるんよ」
「へぇ~ お母さんは梅干作って何年くらいですか?」
「うーん、今75歳じゃけど、二十歳の頃からじゃけんねぇ」
「55年の超ベテラン! 毎年漬けよるんですか?」
「うん、ほじゃけど、毎年毎年 梅も天気も違うし、あんまり塩辛いのもいかんけん、難しいわい」
一つ頂いて、その絶妙な塩加減にうなりました。

いい塩梅

程良い味かげんを「いい塩梅(あんばい)」と誉めます。
どうしたら、赤のきれいな梅干になるのか、その歳年の気温や梅やシソの状態を見て、
細かな調整をしながら漬ける…その熟練の技が塩梅(あんばい)というものです。

梅干01梅干02

この「いい塩梅」を支えているのは、
達人の「きれいな美味しい物を作りたい」という飽くなき探求心。

人生、いいことばかりとはいきません。
辛いことも悲しいことも、色々ありますが、
しっかり目標を見据えて、「いい塩梅」でいきたいもんです。

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