ながえ孝子ブログ Blog
「こどもの日」に考えたいこと
新緑の香るさわやかな風をはらみ、ゆうゆうと青空を泳ぐ鯉のぼり。
今日は「こどもの日」です
朝刊各紙が報じていたように、28年連続で子どもの数が減っています。
15歳未満の子どもの数は、去年より11万人減って1714万人。
総人口に占める子どもの割合は13.4%で、
人口三千万人以上の国の中では、最低水準となっています。
これは早急に何とかしなければならない大事な問題です。
これから日本は高齢化が進むのですから、
年金や医療などの担い手となる子どもたちをしっかりと増やす対策を講じなければ、
財政的に破綻することは目に見えています。
日本の未来を担う子ども達の育ちを、社会全体で応援する仕組みを作らなければなりません。
少子化対策で大事なのは「ガダルカナルをしない」ことです。
第二次大戦で戦力を小出しにして敗れたガダルカナル争奪戦を例にとって、
小出しの政策には意味がないことを示唆したもので、
国が本気で取り組もうとしている姿勢が見えない限り効果は期待できないのです。
現代の若い人たちが
「ああ、これなら子どもをもてそうだな。持ってみようか。」
と納得できる規模と分かりやすさが必要なのです。
その意味では、政府が打ち出した子育て支援策『子どもと家族の応援手当て』は、
3~5歳の子どもに限って年36,000円の手当て支給となっており、
この年齢限定の支援、しかも1年こっきりの少子化対策というのはどう考えても疑問です。
民主党は、働き方や家庭のかたちに関わりなく、
全ての子育て家庭に「子ども手当」を送ろうと考えています。
お子さん一人に対して月26,000円と、本腰を入れての対策で、
4兆8,000億円ほどの規模になります。
少子化に歯止めを掛けることが、結果として、将来の日本社会の活性化にも多いに役立つことを考えれば決して大きすぎる規模ではないと考えます。
最後に<クイズ>です。
Q:国内総生産GDPに占める割合が0.75%で、日本が先進国中最低ランクなのは?
A:子育てへの支援規模です。最高なのは3.7%のデンマークです。
Q:反対に国民所得に占める割合が10%近くで、日本が先進国中突出して高い水準なのは?
A:毎年の財政赤字の規模です。この赤字は国債で賄っています。
つまり私たちの子どもや孫たちに借金のツケを回しているのです。
2つのクイズから、今の日本は、子どもに投資しないが、借金を残す国ということになります。
「子どもの日」に、子どもたちに何を残し託すのか、今一度考えませんか。