ながえ孝子ブログ Blog
今日は何の日かご存知ですか
今日、4月10日と言う日は、私たち女性にとって記念すべき日です。
今から62年前の4月10日、日本の女性は始めての1票を投じました。
初めて参政権を行使したのです。
資料によると、1,377万人の女性が始めての選挙に行き、
その戦後初の衆議院議員選挙で、39人もの女性国会議員が誕生しています。
この歴史的事実は良く知られていても、
「うちのばあちゃんがその選挙に行ったかも…」
という実感にはなかなか結びつきにくいものです。
私自身、日本の女性が参政権を得たのは遠い昔の歴史上のこと、
というイメージだったのですが、
ある日、戦争体験を話してくださってる方が、
「ほいで、初めての選挙の時には…」
とおっしゃるのを聞いて、衝撃を受けたのです。
「歴史の生き証人にインタビューが出来るんだ!」
それから、証人を探してテープレコーダーを提げて県下を歩きました。
松山のSさんは、当時文房具店を営みながら子育ての真っ最中で、
「選挙に行くゆうのは、ちょっと怖いような気もしとったんですが、
その日は、ええ天気で、気持ちも晴れ晴れしました。
ええ、何か誇らしい気持ちでしたよ。
天気と同じ日本晴れゆうかねぇ」
と話してくれました。
宇和島のOさんは、よちよち歩きのお子さんの手を引いて、和霊小学校に投票に行ったそうで、
「みな会う人ごとに『もう行った?』『行ったよ』『今からよ』じゃのゆうて、お祭りみたいでした」
伊方のNさんは、
「一番上等のもんぺをはいて行ったわいなぁ」
松山のYさんは、当時丁度20歳での初投票。
投票所に行く途中、
足の悪いおばあさんを息子さんが大八車に乗せて選挙に連れて行く姿を見かけ、
「これ程までにして行かんといかん大事なものなんじゃなと思いました」
と当時の光景を語ってくれました。
その日を語る先輩たちの口調は、懐かしさと共に誇らしさに満ちていました。
比べて、私たちにとっては、選挙権は生まれた時からあって当たり前、どれほどの辛い思いや悔しさの歴史の上に、初めて女性が男性と同じ権利を手にしたのか、考えることもない、いえ、これは決して女性だけの問題でもありません。
平等選挙の実現、つまり庶民が政治に参加・意思表明できる権利は、
長い道程の末に手にしたものです。
ちゃんと使わな、バチがあたりますね。
民主主義を守るためにも、1票の権利 ちゃんと使おうではありませんか。