ながえ孝子ブログ Blog
ながえ孝子の出前集会リポート (素鵞)
ながえ孝子の出前集会 国政をともに考える会 in 素鵞
平成21年3月15日開催
風は冷たいものの、明るい陽射しに、すぐそこまで桜の開花日が近づいていることを実感する午後、座敷に敷いた座布団も足りなくなる大勢の方にお集まり頂き、盛り上がった会になりました。

「北欧の国で、教育費も無料で、老後も安心して暮らせる、すごく福祉の行き届いた国があると聞いて羨ましく思いました。日本もそんな風になることが出来ないのでしょうか」
ご指摘の国は、スウェーデンあるいはデンマークのことかと思います。
どちらも高福祉を誇っている国です。
![]() |
![]() |
![]() |
高齢者福祉で見ると、デンマークの特別養護老人ホームにあたる「プライエム」は、全室シャワー・トイレ付き個室。
寝室と居間の2部屋というところも多く、各部屋のドアは鍵がかかるようになっており、部屋には電話と郵便ポストがあり、各自がちゃんと自分の住所と電話番号を持っており、それは電話番号簿に載せられています。
スウェーデンの高齢者施設も個室で、どこにも美容院があります。
週末には美容室に行って、パーティーが開かれ楽しむ・・・、人は最後まで人間らしい生活をする権利があるという精神に貫かれた福祉体制です。
この高福祉を支えているのは、税金です。
所得の半分は税金で、消費税(付加価値税)も食料費等の日常必需品以外は25%、収入の7割近くを国に納めることになりますが、高齢者年金は9万円で、医療・福祉・保健・教育は無料です。
高負担が支えている高福祉です。
今後日本が、そのような高福祉だけれど高負担の国を目指すのか、あるいは、低負担だけれど低福祉の国を選択するのかは、皆で多いに話し合わなければならない問題です。
が、スウェーデンやデンマークのような環境の中で、ハツラツと生活をしていると、寝たきりにならないわけです。
寝たきりのお年寄りをつくってしまい、日本のように10兆円近い高齢者医療費がかかることを考えると、お年寄りの生活を支えるサービスを充実させた方が、結局安上がりで、お年寄りが最後まで誇りを持って人生を送ることができるのです。
そして、様々な教育支援が効を奏し、これだけ福祉にお金を使っているのに、先進工業国の平均より成長率がよいのです。
その秘密は、国民に様々な教育機会を与えて、その能力を引き出しているからで、市民の高い基礎能力・技術力が経済を発展させています。
それが、福祉の財源も生みだしているのです。
福祉が「みんなの能力を伸ばす」ということとつながっているようです。


