ながえ孝子ブログ Blog
『氷河期に打ち勝とう!就職大捜査線』に参加して
就職戦線に臨む学生さんの会におじゃましました。
1年でこんなに状況が激変するものかという超氷河期となっています。
参加した学生の皆さんの空気から違いました。
「戦線」と呼び習わされるように、「選ばれる」というのは、いつでも鎬を削る場ではありますが、今回は、本当に卒業はしたものの仕事が無いという事態もおおいにあり得るだけに、講義を聞く姿も真剣そのものです。

よく「100年に一度」の不況と言いますが、そんな自然発生的に避けようの無かった災害のように呼ぶのも、ちょっと違うなという気がしています。
先日発表されたGDPは、日本が、年率換算で-12.7%だったのに対し、事の発端のアメリカが、-3.8%、ヨーロッパ(ユーロ圏)が年率-5.7%。日本の落ちこみは、欧米を上回りました。
この原因は、日本の成長が外需頼みで輸出依存だったこと、内需を育ててこなかったことが挙げられます。
派遣労働を大幅に規制緩和して、労働分配率を下げてきた結果もあるでしょう。
いざなぎ景気を超える好景気と言われていたのに、あれは張りぼて景気で、一部の企業が儲けていたに過ぎず、一般の国民の財布は膨らんでおらず、こんなに脆くも崩れたのです。
かつて企業の採用に携わった人間として、私も話をさせて頂きました。
「面接の際、採用側は、こんなところを見ている」
「失敗したと思っても最後まで諦めないこと。起死回生の一発は最後の30秒に出るかもしれない」
「選ばれたいからと言っても、無理な背伸びやウソは必ずばれる。努力する気持ちを売ろうとすること」
など話を進めるにつれて、学生さん達の表情が、つぼみが開くように明るくなるのを見て、どんな厳しい場であれ、今まさに彼・彼女らは、新たなチャレンジの場で、自分がステップアップしつつある実感を得ているのだと感じました。
大人になるための通過儀礼に立ち向かっていく頼もしい姿を拝見することが出来ました。
ハードルは決して低くはありません。
でも、そのハードルが高いほどに、潜在していた力は存分に芽吹くことでしょう。
「頑張れ!頑張れ!」
心からのエールを送ります。