ながえ孝子ブログ Blog
2009年01月14日 (水) 23:56
歩くほどに出会い
郊外を歩いている時、民家の庭先にミカン・コンテナを台にして、野菜を並べてらっしゃるおばあちゃんにお会いしました。
「うん、全部自分が作ったんよ。」
立派な大根にかぶ、よく肥えた人参に、バリっとみずみずしいホウレン草、そしてはちきれそうなチンゲン菜。
思わず、「美味しそう!」と声を上げると、
「うん、そりゃ美味しいよ。」
「見るからに美味しそうやもん。『どれでも100円』って、大根は1本が?」
「ううん、大根は2本で100円。」
「ええーっ 安い!」
「うん、この100円は値打ちあらい。」
「ほんとじゃ。値打ちもんじゃ。」
「うん、今、取ってきたばっかりやけん。」
「この寒いのに・・・。」
「寒うても、野菜は太るけん、取らんといかんのよ。」
大根とホウレン草を買うと、「カブも食べるんならあげらい。」

お話をするほどに、おばあちゃんの口調は元気に、背は伸びて、目が輝いてくるのが分かりました。
誇りを持って美味しい野菜を作っていらっしゃるのだと、良く分かりました。
大根とホウレン草と頂いたかぶを提げて歩いていると、大きな納屋の奥から暖かそうな湯気が。
お芋でも蒸してらっしゃるのかとお声を掛けると、何とお餅をついてらっしゃいました。
「ああ~ 小正月ですね。」
「そうそう、お一ついかがですか。」
中のあんこの塩加減が絶妙で、霙の中のおもちの美味しさは格別でした。
こんな地域の風景に、この地域に生まれ育った喜びを感じます。
こんな会話を大事に、この温もりを、この地域を守りたいと思うのです。
ブログカテゴリー: ながえの想い