ながえ孝子ブログ Blog

2008年11月17日 (月) 23:44

介護の現場

日曜日、特別養護老人ホームの文化祭に参加させて頂きました。

手形で、秋の落ち葉を表現したデザインは、複雑な作業が難しいお年寄りの方々のお手を借りたものだとか。
お誕生日を迎えられた、おじいちゃんおばあちゃんの似顔絵は、入所しているお年寄りが、施設職員の皆さんと一緒に鉛筆を握って、丹念に描かれたもの。
この施設は地域密着型施設なので、このほか地域の皆さんが手作りされた品々も並び、実に温かさに満ちた文化祭でした。

入所されているお年寄りも、施設に暮らすだけでなく、出来るだけ地域に出て行って、地域の方と触れ合うことで、元気を分けてもらって生きがいを感じられるようにと、職員の方々の配慮、溢れる熱意を感じました。
施設を見学させて頂いて、介護職の方に、介護の現場の深刻な現状を伺いました。
若い男性職員の方もおられますが、
「月12万から13万円の収入では、先行きが不安である。」
「やりがいはあるが、仕事はきつく収入は安い。」
これでは、せっかく理想を持って介護職に就いた若い人たちも、安心して仕事に邁進できません。

実際、介護労働者は、1年間で5人に1人が離職しています。
介護・福祉の現場は、いま深刻な人材不足に直面しています。
必要な労働力を確保出来ない悩みを、どこの介護施設も抱えています。
外国人労働者を考える前に、今、歯を食いしばって頑張っている、介護の現場を支えている人たちを支えて欲しいと、悲鳴に近い声が現場から上がっています。

高齢化社会が進むこれから10年間に、約60万人の介護職員の確保が必要となると見込まれています。
障害者福祉も大幅な増員が必要です。
このままでは、地域の高齢者介護・障害者支援の体制が崩壊しかねません。

年間15兆円を超える税金のムダ使い、これをちゃんと見直して、命を守る介護や医療の現場を支える仕組み作りに使うよう、政治を変えていきませんか。

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