ながえ孝子ブログ Blog
福島県郡山市での総務委員会
7月27日水曜日の総務委員会は、福島県郡山市で開かれました。
向かう東北新幹線の車窓には、青田が広がる、
美しい日本のふるさとの原風景が続いていて、
今原発事故を受けて、この美しい故郷を離れざるを得ない、
皆さんの無念、悲しさを改めて実感しました。

郡山市での総務委員会では、東日本震災の被災地、
とくに今回は原子力災害を受けて、被災自治体の行政の実情を調査するため、
まず原発近隣の双葉町長、富岡町長、大熊町長、川俣町長、
そして自らも被災しながら、他自治体から避難者も受け入れている郡山市長、
会津美里町長の6市町長に話をお聞きしました。
現状とともに色々ご要望もお聞きしました。
町ぐるみ避難してらっしゃる住民の皆さんの一番の要望は、
「いつ帰れるのか、あるいは帰れないのか。
これからの人生設計もあるのではっきり説明して欲しい。」
おっしゃるとおりです。
二番目は、「とにかく除染をして欲しい。」
除染は具体的には、圧力水での洗浄、土壌表土の入れ替え、
樹木・植物の除去、側溝のヘドロ除去、雨どいの洗浄などですが、
私は、帰れるかどうかの判断にも、重要だと思っています。
出来る限りの除染をし、放射線量を計測し、
検討・判断を下すという手順が必要になると考えるからです。
そして三番目は、汚染された廃棄物つまり放射線を浴びたガレキの処理の問題。
いわき市の廃棄物集積場も視察しましたが、一杯の状態です。
木材やコンクリート片、金属など、線量の心配もなく再利用できる物もあります。
これも除染し、リサイクル出来るものはするよう、
まずは安心の基準作りを急がねばなりません。
これらの要望に応えるには、現在の法律や仕組みでは限界があるため、
特別立法を進めていかなければなりません。
部門会議でも対応を進めてまいります。

最後に、いわき市に建てられた楢葉町の仮設住宅を視察しました。
木造りでコテージのような外観に、思わず
「いいですね!」
中に入るとぷ~んと木の香が。
中二階も作られていて、空間をうまく活用し、面積を広げています。
地元の業者さんが4月に着工して、間もなく完成。
時間がかかったけれどいいものができたと、大工さんも胸を張っておいででした。
仮設に移り住まわれた皆さんへの次の支援は、仕事作りです。
被災地だけでなく全国の景気回復と併せて、地方の振興策に心を砕かねばと強く思いました。
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