ながえ孝子ブログ Blog

2008年09月23日 (火) 23:49

『もぎたてテレビ』でお会いしていた皆様へ

「もうテレビで会えんのは寂しいわい。」
町で、そう声を掛けて頂きました。

それをおっしゃられると、正直胸が痛みます。
私も大好きな仕事でした。
たくさんの方に応援して頂いて、18年もやらせて頂いた仕事です。

よく「愛媛の津々浦々歩いて、アナウンサーとして引き出しが増えましたね。」と言われましたが、
それにもまして、一人の人間として救われたことが多かったのです。

当時、私は3歳と2歳の子どもを置いての出張取材の連続。
「こんなに母親が留守で、ええんやろうか?」 
「子どもを犠牲にしとんやなかろうか?」
自問自答して悩んでいる時、ある島でお会いした漁師のお父さんが・・・

「子どもは親だけが育てるんじゃない。
 親がよその子の面倒見たり、親切にしたら、
 同じように、子どもはよその人に優しくしてもろたりする。
 まぁ、“回り持ち”やわな。」

なるほど・・・、胸のつかえが、すーっと取れました。
私が親としてこの子に直接してやれることなど、たかがしれてる。
子どもは世間に育てて頂くのだ と教えてもらって
ほんとうに救われたのです。
取材でお会いする方々から、明日を生きる知恵を分けて頂きました。

多くの皆さんに支えられての18年でした。
正直、出馬要請があった時、一番悩んだのもその事でした。
皆さんのご協力やご努力でココまで来たものを途中にするのか・・・・と。

でも、でも、 “回り持ち”なんですよね。
私が去った事で、『もぎたてテレビ』は、もっとでっかくなります。
そして、私は、皆さんに頂いたご恩を、
“回り持ち”して、これからの仕事できっとお返しさせて頂こう!
と思っています。

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