ながえ孝子ブログ Blog

2011年03月09日 (水) 23:50

国立がん研究センターを訪ねて

国立がん研究センターをお訪ねしました。
研究センターのがん疼痛研究室ユニット長をお務めの、
白石成二博士が愛媛県松山市のご出身なので、
上園保仁がん患者病態生理研究分野長にもお出まし頂き、お話を伺いました。

がん患者病態生理研究分野とういうのは、
がんの細胞等の病気そのものの研究とは別に、
がん患者の症状を研究し、その痛みをいかに和らげるか、などを研究する分野だそうです。

がんは今、『予防』・『検診』・『治療』という3本柱で考えられていますが、
患者さんはどうしても痛みと向き合わねばならず、
「緩和ケア」も重要なテーマであり、
「予防」・「検診」・「治療」と「緩和」の4本柱で体制を組むことが大切ではないか、
と言うお話をお聞きしました。

確かに「緩和」は重要です。
私の父は、肝臓がんでなくなりましたが、末期には、痛みが激しく、
私も付き添っていた時、
その痛みを何とか軽減させて欲しい、何とか少しでも楽にならないものか、
その緩和を切に望んでいました。

また、患者家族の痛みの緩和の為にも、
患者同士あるいは家族同士の情報交換の場、話が出来る場を作る、
その仕組み作りも大切です。
医師に聞けない情報も、そういう場を作ることで得られると、
安心して治療に臨むことが出来ます。

今や、がんは国民の3人に1人がかかる病気です。
がんという診断をされるとショックは大きいと思いますが、
なるべく周りの人が落ち着いて、正しい情報を得て、
患者さんを支えられるようにと、がん研究センターでは、
「がん難民をつくらない」という目標を掲げ、
患者さん必携の「がんになったら手にとるガイド」、『患者さんのしおり』を作っています。

しおり表紙

しおりには、心がけたい5つのポイントが書かれています。
細やかなアドバイスがのっています。

患者さんのしおり

インターネットで見ることもできます。
<がん情報サービス> http://ganjoho.jp/
詳しい情報がのった本は、今月上旬、書店などで発売されるそうです。
ご活用頂ければと思います。 

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