ながえ孝子ブログ Blog
エコな住宅って??
夕方から霙という寒い一日でした。北海道選出のある議員は
「東京へ来たら暖かいかと思ったのに、北海道のほうが暖かいかも。」
なんて冗談交じりに言ってましたが、確かに北海道は暖かいですよね。
万全の防寒対策で家の中は一足早い春…。
以前泊まった旅館なんて、夏を思わせる強力な暖房で、暑くて夜眠れませんでしたもの。
とってもエコとは言えませんが…。
雪国ならではの家の造りにも驚嘆しました。
家に入る前に雪が払えるように2段構えの玄関で、ドアも窓も2重。
長い年月積み重ねられた暮らしの知恵、というか
北国では暖かい住まいは命に関わるので、「生きる知恵」といった方がいいかもしれません。
一昨日から、『住宅エコポイント』の申請受付が始まりました。
エコな住まいを建てた方、エコにリフォームされた方に、
色々なエコ商品と交換できたり、追加の工事費にも当てられる、
エコポイントを差し上げるものですが、そもそもエコロジーな住宅って・・・
どんなのか、イメージ沸きますか?
大自然と生きるモンゴルのゲルのような?
はたまた大草原の小さなログハウス?
インドネシアの高床式のトンコナンのような?
先日、北欧デンマークの住宅を、松山の「YogoHomes」さんで初めて拝見しました。
その生きる知恵の集積にびっくり、これぞエコロジーと感服しました。

【びっくり、その1】
外観、中の造りもいたってシンプルかつおしゃれ。卵のような感じ。
【びっくり、その2】
意外なことに窓が広くて明るい。先入観で窓が広いと寒いと思ってたもので驚きました。
【びっくり、その3】
中に入ると、暖房してないのにほんわり暖かい!
お聞きすると、温水パネルを家中に這わせて、それを温めて家全体を暖房する方式だそうで、
母鳥が卵を抱くように卵の殻ごと暖めてしまうのです。
確かに家中が暖かいと、リビングから出てぶるぶる震えながらトイレに行くなんて事もなく、
快適ではありますが、「暖房費用は高くなるのでは?」
「皆さん心配されますが、断熱性が高いので、
本当に寒い朝のうち暖房したら、後は消してても一日暖かいんです。」
とオーナー。
40坪で、真冬の一月の暖房費は8,000円だそうです。
ばっちり断熱構造にしておいて、家そのものを暖めると、暖かさは長時間保てる…
この方が暖房コストは安く、断熱構造に掛けた経費も元が取れるそうです。

「やっぱり外気を入れないように、ピシっとサッシが大事ですか?」
の私の問いに
「いえいえ、単なる気密性を高めたのではだめなんです。
気密性と断熱性は違います。
サッシでも、その素材が熱伝導率が高いものだと、外気を伝えてしまうんです。
だから断熱するように、デンマークは木製のサッシなんですよ。」
と言われて見ると、確かにテラスに出入りできる大きなガラス扉は厚みが違う!
木製のサッシにはめ込まれた3枚のガラスの間は、熱を伝えにくいガスで満たされ、
断熱・気密・遮音はばっちりです。
木製なので結露もなく、家も長持ちするそうです。

デンマークでは、断熱性が高いことも住宅の建築基準の一つで、
暖房費用を抑えられるエコ住宅でないと建てられないそうです。
限りある資源を大事に使う、という思想が徹底されているようです。
先進地に学ぶことは沢山あります。