ながえ孝子ブログ Blog
忘れてはいけない叫び
胸が痛くなりました。
昼、議事堂内で緊急集会がありました。
貧困で高校の授業料が払えなくなって卒業が危ない、
という定時制高校のこどもたちの話を聞こうではないか、何とか救えないか、
という呼びかけに参加させてもらったのです。
大阪の定時制高校に通う○○さんは、
「去年まで携帯電話の工場で働きながら高校に通っていたが、
金銭的にも気持ち的にも余裕はなく、成績も落ちてきて迷ったが、
勉強したかったので仕事をやめたら、家賃などの支払いでぎりぎり、
食費など倹約しているが学校の授業料が払えず、
このままでは卒業出来ないんじゃないかと不安です。」
という話をされました。
また定時制の友人の話として、
お父さんがリストラで職を無くし、お母さんが病気で亡くなり、
高校生の友人が、二人の弟の面倒を見ながらバイトで生計を助けていて、
彼の夢は理学療法士になることだけど、高校が卒業できなければ諦めないといけないかも…
との話も聞かせてくれました。
これは、特殊な世界のごく一部の人の話ではありません。
今、定時制高校に通っている学生の39%が、
経済的な理由で通い続けられず、退学しています。
空腹にジュースを流し込んで、なだめて食費を浮かして、
学校の先生がおやつにくれたクッキーを、明日の朝ごはんに、と大事に持って帰るそうです。
彼・彼女には何の責任もありません。
「国に助けて欲しい」
と、高校生たちを励ましている『あしなが奨学金』で大学に通っているお姉さんが、
涙を浮かべて訴えました。
「私は何とか皆さんの善意に支えられて大学まできました。
高校を卒業できない子どもたちが、どれだけ就職出来るかも心配です。
日本を信じているから話に来ました。
子どもの貧困の問題は、子どもたちに責任もないし、本人はどうしようもないんです。
国に助けて欲しいんです。
日本を信じているんです。」
胸に突き刺さる叫びでした。
貧困に泣く子どもたちがいなくなるまで、忘れてはいけない叫び、と刻みます。