ながえ孝子ブログ Blog

2010年01月24日 (日) 02:06

写真は語る

「面白い構図だなぁ」と思ってよく見ると、
写真の被写体である人が抱えている写真に写っているものは…その人ではありませんか?!

面白い構図

フジグラン松山のギャラリーで開かれている写真展で見た写真です。
撮影されたカメラマンの方にお聞きすると、20年目に撮影した村を久しぶりに訪ねたそうです。
そして20年前写真に撮った方を探して、昔の写真を、抱え持ってもらって写したのだそうです。

当時、新婚だった若いお二人が、今は熟年ご夫妻となってる様子に、
時の流れが映し出されています。
お二人の顔に刻まれた皺に、お二人が歩まれた歳月が、
20年前と変わらない屈託のない笑顔のじっくりした味わいには、深められたお二人の絆が、
映し出されています。

かつて子どもたちの笑顔が溢れていた校舎は、今は閉校となり、
静かに山間で沈黙している…。

20年間

20年の時を経て、再び撮影ポイントを訪れてみると、
すべては変わってしまって、二度と同じ景色に出会うことは出来ないけれど、
再会した笑顔のぬくもりは、20年の時を一瞬にして飛び越して懐かしさで一杯にしてくれる。

風景はこれからも変わり続けるかもしれないけれど、
そこに暮らす人々が変わらず幸せでありますように。

写真には、そんなカメラマンの祈りが感じられました。

カメラマン
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